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高校生の頃、空手をやっていて夜中、
近くの小学校に忍び込んで、

トレーニングに鉄棒やらで懸垂とかやった。

夏のある日、
「よし、山ごもりをしよう」と考えた。
なんとなくやってみたかっただけなんだが・・・
学校はさほど高くない山の中腹に建っていて、
裏門の近くから上にけもの道が続いてた。

10分くらい登った所の中腹あたりに、
広場?みたく開けている場所があるのを知っていたので、

お昼頃、リュックに食料とか詰め込んで、そこへ向かった。

そこは消防の頃、クラスでお弁当をもって、
みんなできたことがあったから安心しきっていた。

広場に腰を下ろし、この道を毎日3往復して・・
そのあと腕立てふせを、とか
メニューを考案していた時、

どこかでゴロゴロと音がした。

さして気にもしていなかったのだが、
だんだん霧が出てきて下界もみえなくなり、

そのうち数メートル先も見えなくなった。

だんだん不安になるのをよそに、
スコールが振りだした。

雨宿りしようにも、
霧でほとんど視界がきかず、困った。

登ってきたけもの道はちょっとした川のようになっていた。

ピカッガラガラ・・ガラ・・

雷も確実に近づいてるのがわかった。

ふと、見ると道よりちょっとした高い位置に、
人が一人入れそうな横穴を見つけた。

とにかくやり過ごそうと、批難した。

ガラガラガラ!!ピシャーン!!
耳をつんざくような音が鳴り響いた。

「もう真上にきてる・・・」
俺は穴に小さくなって耳をふさぎ震えていた。

側に高圧線があるので、
そこに落ちたのかな?なんて考えていた。

しかし、乳白色の視界の中、
一瞬稲光が照らした瞬間とんでもないものを見た。

下の登ってきた道、
それに沿って細い雷が何本も走っていた。

「死ぬ、
これは死ぬな・・」本気で死を感じた。

そうしてどれくらい時間がたったか、
気がついたら雨はやみ頭上に青空が見えた。

「助かった・・」しばらく腰が抜けて状態だったが、
俺は逃げるように下山した。

あの時、雲のすきまから陽の光が差し込み、
神々しくさえ感じたのを覚えている。

大自然の意思のような・・・

【引用元】
https://hobby3.5ch.net/test/read.cgi/occult/1053491062/

 

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